横浜の祭囃子・関古式囃子保存会のホームページです。
随時更新
上の巻物をクリックすると各ページへ移動します。
道具の紹介
太 鼓
付 け(つ け)
締太鼓・小太鼓・しらべ
大ぶち
大太鼓・長胴太鼓・大胴
・ウマ
大拍子(だいびょうし)
演奏する位置での右側を上付け(かみづけ)、左側を下付(しも
づけ)と呼びボルト締めのものを使用しています。
真・流・タテ・ワキ
当て字として大桴と書いています。
牛皮と馬皮の物が有り、音質が違います。
職人さんの話として、大太鼓には、3〜5才の牡牛・小さな太鼓
には、牝牛が適するとの資料を以前目にしました。
もどきの踊りの時(岡崎の演奏のみ)に、使用する時がありま
す。
竹製の撥を使います。
笛
笛
トンビ・ミチビキ・篠笛
篠竹(女竹)製・・・竹類・笹郡の一種
七孔古典調にて、主に3本〜5本調子を使用しています。
鉦
当り鉦(あたりがね)
摺鉦・ヨスケ・チャンチキ
撞木(しゅもく)の叩く所には、鹿の角を使用しています。
ヨスケの呼称については、手助けの意味からとの意見や人名
説等、諸説が有るようですね。
獅 子 頭
獅子頭
獣王獅子の観念を根底とする、動作を伴う信仰呪具。
この為、最古の物から現在においても基本的な構造を踏襲して
いるのだろうとの事です。
歯を噛み・鳴らす動作によって魔を祓い、入魂をします。
獅子頭に雌雄の観念(角を雄・宝珠を雌等に区別)が生じたの
は、田楽に獅子舞が入ってから以後のことだそうです。
赤色は、避邪の意を持つとのことで、通常は紅い獅子頭を除魔
の意図にて使いますが、祝の席等できらびやかに見えるため
に金色の獅子頭を使うことも多くなりました。
胴の部分にあたる布のことをユタンと呼んでいます。
胴・幕・ホロ・キモノ・水引等
道 化 面
お か め
おかめ
お多福・お福
狂言面の乙(おと)やふくれが元では?と言われています。
若い母親が、獅子の子をあやしながらも遊びたいという様子を
演目にした。
「天舞(てんた)」に使用します。
天 狐
天狐(てんこ)
白狐の面。
そ の 他
半 纏
半纏(はんてん)
庶民の作業着として発展したものとの事。
法被と混同されがちですが、半纏には法被にある胸紐はなく、
帯を締めて着付けます。
装束・衣装
装束・衣装
踊りの時に、舞方が着る物の他、囃子方の装束も有ります。
烏帽子(えぼし)の正装等と呼んでいます。
神職の常装にならい、烏帽子(張烏帽子?)・狩衣(かりぎぬ)・
差袴(さしこ)を着用しています。